CATEGORY 記事

研究

ヒトは投げるために肩を進化させてきた③

私たちは投げるために肩を進化させてきました。この根拠について進化形態学では、鎖骨の延長化と肩甲骨の関節窩の垂直化、そして上腕骨の形態的変化から説明しています。  ハーバード大学のRoachらは、ヒトは投げるために肩を進化させたが、現代では肩の進化が怪我のリスク因子になっていると述べています。
研究

ヒトは投げるために肩を進化させてきた②

ハーバード大学の進化生物学者であるRoachらは、進化形態学や生体力学の側面からこう論じています。 「ヒトは投げるために肩を進化させてきた」  チンパンジーなどの類人猿に比べて、ヒトだけがものを速く、強く、正確に投げることができます。これは、ヒトだけが「粘弾性エネルギー」を生成できるからです。ヒトは粘弾性エネルギーを効率的に生み出すことによって、投げる能力を獲得したのです。
研究

ヒトが肩を進化させてきた理由①

ヒトの投げる能力には驚くばかりです。野球選手は18.44m離れたピッチャーマウンドから幅43.2cmのホームベース上に速く、正確に投げれるわけですから。 チンパンジーなどの類人猿は、ときどき物を投げますが、ヒトほど速く、正確に投げることはできません。私たちヒトだけが速く、正確に投げることができるのです(Westergaard GC, 2000)。
トレーニング

筋トレが続かない理由〜ハーバード大学も伝える進化論と推察

「筋トレが続かないんです…意志が弱いんです…」  筋トレは病気による死亡率を減少させ、睡眠の質を改善し、糖尿病や心臓病のリスクを軽減させるだけでなく、男性には男らしい肉体を、女性には美しいスタイルを与えてくれます。 筋トレにはこれほどの良い効果があるにもかかわらず、なぜ多くの人が筋トレを続けることができないのでしょうか?
トレーニング

「一気に加速、すぐに力を抜く」-バリスティックトレーニングのポイント

このトレーニングは、「目の前にある負荷を瞬間的に強く加速させる」というもの。「ジャンプ」などがその典型例です。 その目的は、単純に筋力を高めるというものではなく、筋力を実際の動作に結びつけることにあります。 バリスティックトレーニングはバーベルを使っても可能 今回は、前回触れたバリスティックトレーニングの具体例から始めましょう。
トレーニング

メカニカルストレス抜きに筋力トレーニングは語れない

メカニカルストレスとは力学的な刺激のことですが、筋力アップや筋肥大を目的とする場合、やはり負荷強度を中心に考えなければいけません。 これは筋力トレーニングの知識が確立されていない時代から変わらないことで、軽いものを持ち上げても筋力がつかないことは誰でも経験的にわかるでしょう。 また、これまでに行われてきたさまざまな研究においても、メカニカルストレスによって筋力アップや筋肥大が起こったというエビデンスは数多くあるので、メカニカルストレスを抜きにして筋力トレーニングは語れないという路線ができています。
トレーニング

バランスの見つけ方 パート3/3

PRIは、呼吸筋のエクササイズの為に様々な形で循環系トレーニングを使います。 ここにゾーン・オブ・アポジションの非徒手テクニックの例をいくつか紹介します: ステア・ショート・シーテッド・バルーン 最適な呼吸を回復するその有効性から、これは運動の前に行うにはベストなエクササイズです。風船は呼気筋群を鍛える為に使われます。
トレーニング

バランスの見つけ方 パート2/3

アスリートがよりアクティブになって呼吸筋に負荷をかけるにつれ、横隔膜は骨盤底筋群や腹部の深層筋と共により強く素早く引かなければならなくなります。 キーとなるアンテリアインテリアチェーンマッスルの右側での強固な引っ張りにより、骨盤と腰椎は右側に回旋するようになります。 胸郭はその引っ張りのバランスをとる為にカウンターとして逆方向に回旋し、肩と頚椎もこれと同様に影響します。