CATEGORY 解剖学

アセスメント

半月板損傷について②

半月は膝関節の大腿骨と脛骨の間にあるC型をした軟骨様の板で内側・外側にそれぞれがあり、クッションとスタビライザーの役割をはたしています。これが損傷すると、膝の曲げ伸ばしの際に痛みやひっかかりを感じたりします。ひどい場合には、膝に水(関節液)がたまったり、急に膝が動かなくなる“ロッキング”という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。 スポーツなどの怪我から生じる場合と、加齢により傷つきやすくなっている半月に微妙な外力が加わって損傷する場合とがあります。 前者では、体重が加わった状態でのひねりや衝撃によって半月だけが損傷するものと、前十字靱帯損傷などに合併して起こるものとがあります。 半月は加齢に伴い変性するので、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起こりやすくなります。
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腹直筋の離開について理解と対処法

お腹の筋肉は左右に分かれていて、これを“白線”とよばれる繊維が体の中心でつないでいます。腹直筋離開とは、白線が横に薄く伸び、お腹が割れたような状態になることをいいます。 少し前まではお腹が大きくなる妊娠後期から産後数ヶ月までの女性に多く見られましたが、最近では妊娠したことのない人や産後何年も経っている人にも見られるようになってきました。
アセスメント

皮膚から介入する下肢筋群の筋力調整方法

皮膚と筋力には非常に密接なかかわりがあります。 筋力が低下し皮膚が垂れる・・・本当にそうでしょうか。 どちらが先か、それはニワトリと卵どちらが先かという論争のように答えはありません。 しかしそこにあるのは皮膚の状態というものが筋肉の発揮できる力に非常に大きな影響があるということだけです。
アセスメント

骨盤アセスメントと股関節アライメントの関係

股関節は大腿骨頭と寛骨臼より構成されており、かなり安定性の高い関節の構造をしています。 大腿骨頭の大部分は関節唇を含めた関節窩に密着していますし、関節包・靭帯・筋を全て取り除いてたとしても、骨頭を逸脱させるには22kgの牽引力が必要だといわれています。 変形性股関節症の患者数は変形性膝関節症の約1/10以下であるとされています。 股関節は膝関節に比べて構造的に安定している為、変形も生じにくいと推察されます。
アセスメント

アキレス腱損傷及び断裂について理解する

アキレス腱の断裂は、ほとんどが運動選手と、座っている時間の多い中年男性に発生し、特に体がなまっているのに、徐々に慣らさず急に強度の高い活動やスポーツを開始した人によく起こります。アキレス腱の完全な断裂が起こりやすいのは、運動選手よりも中年男性です。このけがは、激しい活動を行う前に十分なウォーミングアップやストレッチを行わないと起こることがあります。このけががよく起こるのは、走ったりジャンプしたりしているときで、特にすばやく方向を転換する必要のあるスポーツで多く発生します。何らかの動作によって、足の指が過度に力強く、すねに向けて押し上げられすぎると、腱に裂傷が生じます。
アセスメント

トレンデンブルグについて~下肢の連動からあらゆる考察を~

トレンデレンブルグ徴候とは、中殿筋が麻痺しているとき、歩行の片足支持期に骨盤が傾く現象をいう。名前はドイツの外科医フリードリヒ・トレンデレンブルグに由来する。 中殿筋は立位姿勢を保持するのに重要な筋(筋肉)のひとつである。歩行の片足支持期には支持側の中殿筋が収縮し、骨盤を水平に保つ。 中殿筋が麻痺すると骨盤を水平に保つことができなくなり、遊脚側(足が上がっている側)に傾く。代償作用として、頭部と体幹が麻痺惻に傾く。 では実際はほかにどんな原因があるのか。
解剖学

肩複合体で知っておくべき解剖学について

良く耳にする肩関節とは肩甲骨と上腕骨の関節であり、五十肩でも問題が起こると部分もこの肩甲上腕関節の割合が多いと考えられます。 第2肩関節と肩甲胸郭関節は滑膜関節ではないため、解剖学的関節ではなく機能的関節として分類されています。 この5つの関節が上肢を挙上する際にそれぞれの役割を持って動き、耳まで手を持っていく事が可能となるのです。 仮にどこかの関節に問題が起こった場合、残りの関節でその分を代償し挙上を遂行する事は可能です。ですが、障害の程度が大きければ、どれか一つでも機能が失われれば、関節の動きに制限が生じます。