骨盤アセスメントと股関節アライメントの関係

股関節は大腿骨頭と寛骨臼より構成されており、かなり安定性の高い関節の構造をしています。

大腿骨頭の大部分は関節唇を含めた関節窩に密着していますし、関節包・靭帯・筋を全て取り除いてたとしても、骨頭を逸脱させるには22kgの牽引力が必要だといわれています。

変形性股関節症の患者数は変形性膝関節症の約1/10以下であるとされています。

股関節は膝関節に比べて構造的に安定している為、変形も生じにくいと推察されます。

ちなみに、変形の原因も股関節の場合は二次性が多く、膝関節の場合は一次性がほとんどです。

臼蓋形成不全(寛骨側の屋根が浅い状態)などによって関節の不安定性が生じていると変形が生じやすくなります。

臼蓋形成不全によって寛骨側の屋根のかぶりが浅いと関節が不安定なので、骨盤の前傾を強めることで屋根を深くし、安定性を高めようとします。

ちなみに、骨盤が過前傾することで腰椎も過伸展することになるため、腰痛の原因となっていることもあります。



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