ミネラルを極める



ミネラル(mineral、無機質灰分)は、動植物が作り出すことはできないので、動植物が水や土壌から摂取したものを人間が食物として摂取します。

必須ミネラルは生体組織の構成や、生理機能の維持・調節に必要な微量栄養素です。人間の体では作ることができないため、食物などから摂取する必要がありますが、それぞれのバランスが大切です。多過ぎても少な過ぎても、健康の保持・増進には好ましくありません。

ミネラルには、ヒトにとって不可欠な必須ミネラルと健康上のトラブルの原因となる有害ミネラルがあります。

 

定義

ミネラルは、一般的な有機物に含まれる4元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外の必須元素です。

 

種類

ミネラルという名前は、mine(鉱山・鉱石など)という言葉に由来しています。

ミネラル各種は金属元素で、それぞれの名前は発見された場所の地名やギリシャ神話、その金属を含んだ物質の色など様々な由来から名付けられています。

地球上に存在する118種類の元素のうち、水素(H)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)のように、たんぱく質・脂肪・炭水化物の主要構成成分になっているものを除いた114種類の元素をミネラルと呼び、栄養学では無機質とほぼ同意で使われています。

 

機能

  1. 生体組織の構成成分


カルシウム(Ca)、リン(P)、マグネシウム(Mg)が骨や歯を構成しています。人間の体は元素まで分解すると、炭素、水素、酸素、窒素の4種類で96%が構成されており、残りの4%の元素を栄養学上、ミネラルと定義しています。ヒトの体液組成は、原始地球の海水成分組成に酷似しています。人体・羊水と海水は濃度に差異がありますが、ミネラルバランスは酷似しています。

ミネラル濃度は、血液で0.9%、海水で3.8%です。


 

  1. 血液などの構成成分


鉄がヘモグロビンの材料の一部となっています。

 

  1. 体液の恒常性の維持


pHや浸透圧などある一定の範囲内に収まるように調整しています。

 

  1. 酵素の補因子


亜鉛(Zn)、鉄(Fe)、銅(Cu)、マグネシウム(Mg)やマンガン(Mn)などが補因子としての機能を果たしています。

 

  1. 神経・筋肉・心臓の興奮性の調節


カルシウムは筋収縮、マグネシウムは筋弛緩に欠かせない栄養素です。

 

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